2021年9月25日
ひいじいちゃん 大好きよ
斉藤美代子さん
 ゆきちゃん、かなたくん。
 別々の家に住む3歳のひ孫2人が遊びに来てくれました。3歳だからはっきり言葉が出ないのに、なぜか「ひいじい、ひいじい」と呼んでくれます。ひいじいは86歳です。在宅介護で寝てばかりです。
 ゆきちゃん、かなたくんは近くに住んでいます。2人は我が家に来るとまず、ひいじいと握手してにっこり笑って、踊って、歌ってベッドの周辺を歩いたり走ったり。またキーボードで「アンパンマン」の曲を弾いてくれます。うまく弾けないけれど。
 コロナで公園へ行けない時、ひいじいを見舞ってくれるかのように楽しませてくれました。コロナ下でこそ来訪の機会が多くできました。肌と肌の人間同士のふれあいが多くなりました。その度に親しさが増し、病状も回復を見ることが多くなり、家族中、笑いの絶えない豊かなひとときを与えてもらいました。
 でも、ひいじいの命の散るときが来てしまいました。暗くなる葬儀のときも家族を明るく、灯をともしてくれました。「ゆきちゃん、かなたくん、ありがとう」。ひいじいはお礼の言葉を口に出す元気はなかったけれど、心の中で、感謝を言っていたと信じます。
 元気ですくすく成長してほしいと祈っています。