2021年7月3日
元気もらったよ
八尾のばあちゃん
 一昨年、長女が2人目を妊娠。長引くコロナ禍に加え、高齢出産という心配事が重なった。しかし本人たちは待望の2人目に大喜び。無事生まれてきたのは、大きめの男の子。泣き声はでかく、母乳もしっかり飲み、すくすく成長している。
 6月で1歳になった。名前は「虹伸(にの)」だ。出産と引き換えに娘の体調は思わしくない。「元気の素をとられたかな」と言うと、「いいねん、この子が元気だったら」と。母親の自覚満々の娘にうるっとする。
 娘は年末に1カ月ほど入院したので、その間、私の家で虹伸君を預かった。夫の顔を見ると泣いていたが、毎日一緒にいると表情が柔らかくなった。夫は重い物が持てなくなっていたが、立ち上がって虹伸君を抱っこしていた。驚いた。夫にもやる気が芽生えたのかな。
 私の周りは高齢者ばかり。虹伸君を連れて外に出ると、どの人も笑顔で話しかけてくださる。じいっと見つめて、にこっとする虹伸君にほっこりする。赤ちゃんってすごいなあ。いるだけで周りを穏やかな雰囲気にして、幸せな気分にしてくれる。この子たちのために、もう少し頑張ろうと大人に思わせてくれている。
 娘はこれからも体調に気をつかいながら暮らしていかなければならない。子どもたちの成長を楽しみながら、困った時は周りに声をかけてゆっくり歩んでいこうね。