2020年9月12日
柊(ひいらぎ)君へ
みちよばあばさん
 君がママのおなかにいるとき、重篤な心疾患があると知らされました。だから、未熟な私は君が生まれたとき「おめでとう」と伝えられませんでした。君の名前は、柊の葉のトゲがあらゆる厄災を退けるようにとの願いで、パパとママがつけました。君は可愛かった。私は神様から頼まれた子なのだと思いました。
 3度の手術や付随するいくつかの病での入院を乗り越えた君は、ハンディを抱えながらも家族に愛されて成長し、もう6年生になりました。周りの心配をよそに君自身は楽天的で笑顔の似合う前向きな少年になりましたね。今、パパやママは君にふさわしい中学校を迷いながら探しています。
 君からはいろいろな学びがありました。君はどんな青春を送るのだろう。どんな仕事につくのだろう。そう思いながら気づきました。私はそんな君の未来を楽しみに夢見ている!君の存在が私の日々を豊かにしてくれている!
 君は神様から頼まれた子ではなく、神様からの贈り物だったのですね。「おめでとう」は言えなかったけれど、今、心から君に伝えますね。
 「ありがとう」