2020年8月29日
ばぁばの気持ち
保坂恵子さん
 のんちゃんは、回旋異常というごくまれで危険な分娩(ぶんべん)を経て生まれました。
 ばぁばは、この歳になるまで、赤ちゃんが顔とおなかの側を下に向けて生まれてくることを知らず、ましてや回旋異常出産などという言葉は聞いたこともなく、病院にいるママから連絡を受け、すぐさまパソコンで調べました。「異常」という言葉が頭から離れず、キーボードを打つ指先が少し震えていました。
 どんなに危険な出産であるかを知りました。赤ちゃんがこの世に現れようとひとりで頑張る様子には胸がつまりました。
 のんちゃんは今1カ月半になりました。出産に導いてくださった病院の方々には感謝の気持ちでいっぱいです。そして、最後まであきらめずに頑張ったママとのんちゃんには頭が上がりません。今ものんちゃんの顔を見ると「えらかったね。よくがんばったね」と言ってはすこーし涙が出でしまうばぁばです。