2020年7月25日
続・孫の桃子へ
佐藤ノブさん
 東日本大震災後9年。10年目に突入。あの時生まれた桃子は当然9歳だ。避難した先々で超アイドル的な気分だった赤ちゃんが、南三陸町での子育ては津波などが怖いからと、内陸の宮城県栗原市に家を買い求め、この4月から小学4年生だ。元気に両親に見守られ素直な女の子に育つ姿は、年数回の家族旅行などで会えるのと、母さんからの電話ですべて知ることができる。
 赤ちゃんの時に避難したことは覚えていないが、体が覚えているのだろう。地震で揺れると、怖さもあるのか、いち早く母さんと共に逃げる行動に入る。2人とも生後1か月足らずの体験が、大きくなっても敏感になる姿や、避難中多くの温泉に入浴したからか、温泉大好きな子になり、どこの温泉へ行くの?と道中しりとり遊びなどしながら出かけています。
 80代の年齢になった祖父母に、学校の様子や「漢検6級、5級も合格したよ」とか、楽しませてくれる孫になった。今度は、新型コロナウイルスだ。学校も休み、不要不急で何もかも大変になり、会うこともままならないが、毎日の電話で癒され、心の安らぎを得られるのが何よりうれしく助かってるよ。
 早くコロナが収まって、また会えるのを楽しみに、ありがとうネ。