2020年5月16日
14歳の息子へ
泣き虫ママさん
 あなたがおなかに宿って、この上ない幸せとともに、つわりがひどくて、出血も起こり、切迫流産だと言われ、不安な日々が続きました。点滴を受けながら、いつもあなたに語りかけていました。
 「だいじょうぶだよ。心配いらないよ」「もしもあなたに病気や障害があったとしても、ママとパパが必ず幸せにするから、生まれておいで。あなたに会いたいよ」
 帝王切開で3週間早く生まれたあなたの顔を見たとき、「やっと会えたね」と、うれしくて、ほっとして、涙が止まりませんでした。
 よく食べるあなたはすくすく成長して、いつも2学年ぐらい上に見られましたね。人より苦手なことが多かったけれど、素直で明るかったあなたが、発達障害と適応障害に苦しみ、中学校へは通えなくなってしまいました。
 不安に苦しむあなたを見ているのはつらいけど、あなたがあなたらしく、幸せに生きていくためには必要な時間なのだという気がします。
 あなたと共に泣いたり笑ったりする毎日の全てが愛しくて、何度でも伝えたい言葉があります。
 「生まれてきてくれて、ありがとう!」