2019年12月28日
壱佳(いちか)へ
佐藤美都子さん
 もうすぐ1年。私の可愛い孫娘壱佳は、誕生日から6カ月目を迎えることなく旅立ちました。キリッとさえた夜、お月様も見守っていました。かぐや姫のように逝ってしまいました。壱佳は、心臓に疾患があり、3カ月の間に6回の手術、小さい体はよく頑張りました。
 看護師さんたちには、いっちゃんと呼ばれ、枕元には手作りクラフトがたくさん。動物、気球、ハロウィン飾りなど。身体にチューブが入ってるので声は出せないけれど、ありがとうの代わりに大きな黒い瞳で見つめ、小さな手でギュッと握ってくれたそうです。みんなから、愛をもらい、愛を返してくれた、天使でした。
 旅立つ3日前、ママは二人だけの時間を作ってくれました。いっぱいお話したね。ばあちゃんの指をずっと握っていてくれました。ありがとう。緊張気味のお兄ちゃんにも抱っこされ、最期はママの腕の中で逝きました。旅立ちの晴れ着はママの七五三の着物。とっても似合っていたよ。ピンクの髪飾りも付けて。
 逝ってから1年。あなたは今も一緒に生きています。お兄ちゃんと、学校にも行っています。ランドセルに壱佳の写真いりキーホルダーを付けて。写真には壱佳の手元が写り、隣で一緒に勉強しているのでしょうか。同じ位の女の子をみると壱佳を重ねて、微笑んでしまいます。ずっと忘れない。壱佳は、いつも一緒。
 愛をありがとう。