2019年12月21日
3元号家族の君へ
石田恵子さん
 12月上旬に初孫が生まれる予定。
 最近の検診は目を見張る。見えないはずのおなかの中が見える。4Dエコーと言って立体的に胎児の姿が見られるのだ。生まれる前から姿形のある記念写真。画像はギリシャ神話の彫像のようだ。
 自分の孫と思うとゼウスのように見えてしまうから面白い。この世に出る前の自分の姿を見せられた時、子供はどんな感想を持つのだろうか。その子供の父親・私の息子は31歳。生まれたのは昭和があと2週間で終わる頃だ。お嫁さんは同学年だが平成元年3月生まれ。息子たちの学年は唯一同学年に二つの元号が混在する世代。そして孫も31年振りに同学年に元号が二つ混在する世代になる。
 パパが昭和最後の年、ママが平成元年、そしてきみが令和元年。
3人がちょうど区切りのよい記念すべき年代の揃った家族になる。
 もう少しで会える初孫くん。偶然とはいえ元年に生まれる君はやはり意味のあるものを背負って生まれてくるのだと思う。これから100年続く人生と未来を抱えて生まれてくるんだね。では初めて君に会えると聞いた時に作った短歌を贈ります。
「5週目と 子が告げてより 毎日は 去るものではなく 積むものとなり」