2019年5月11日
朔久くんへ
パパばあばさん
 朔久(さく)くんがママのおなかにできた時、はじめは双子やったんやでー。子育ては大変やろうけど、可愛さも2倍やなあって皆喜んでました。
 でもしばらくして、もう一人がおなかの中で亡くなってることがわかって、ママは毎日泣いてた。おまけに、ママの胎盤を二人で共有してたのが、一人になったから、血液の流れがうまくいかなくて、朔久くんも丈夫に生まれてきてくれる確率が2分の1、という大変な状況でした。
 寂しかったし、一人になって心細かったなあ。でも、その後血液の供給がうまくいって、12月17日、朔久くんは元気に生まれてきてくれました。パパは郵便屋さんやから、ホンマはめっちゃ忙しい時期やのに、たまたま予定日より早く、お休みの日に生まれたので立ち会えました。
 その日、じいじとばあばは、病院の朔久くんに会いに行ったら、ママの病室に小さなベッドが二つあって、一つでは朔久くんが元気よく泣いていて、もう一つのベッドには、お骨に小さな小さな可愛らしい産着と帽子がかぶせられていました。朔久くんの弟、岳久(がく)くんのものでした。
 朔久(さく)くん、元気に大きくなって、岳久くんの分もいろんな経験をしてくださいね!