2019年4月27日
鳴(なる)ちゃん
小塚久枝さん
 「なるちゃんなるちゃん、なんになる?」。ずっと心の中で呼びかけていました。そして今日、現実に声に出して、語りかけました。8カ月になる孫が、初めて我が家にやって来たのです。会った瞬間からニコニコ、ぐずりもせず、ご機嫌です。
 「なるちゃん、なるちゃん、なんになる?」。「なんにもならないよ!」と嫁はふざけて答えました。「そうか、自由に生きたらいいよ。でも世界に羽ばたいてほしいな」
 「なるちゃん!」と、恥ずかしげもなく、身ぶり手ぶり、体全体であやす自分がいます。何のテレもなく、まるでお笑い芸人のように、キャー、ヒィーと笑う孫がそこにいます。こんな自分にびっくりです。人って、縁によって変われるものなんですね。若い頃はこどもが苦手だったのに、私も一皮むけたようです。
 なるちゃん、輝かなくてもいい、活躍しなくてもいい、あなたらしく幸せに生きてね! キャーキャー笑っていたこと、忘れないで! こんなこどもたちに、世界中のこどもたちに、安全、平和な社会を引き継ぎたいと切に願います。