2017年12月30日
ひ孫の真乃助君へ
藤原英幸さん
 今年5月、真乃助君、君は6番目のひ孫として生まれてきたね。君の生まれた岐阜から大阪までの距離を考えると、首がすわるまで会うのはお預け……。ひいじいちゃんは待って、少しばかり首が伸びたかと心配したよ。
 9月の末、パパとママと3人で遠路、車でやって来た。くりくり動く目と、まあるいほっぺの可愛いこと!。長旅の疲れも何のその、ママに抱っこされた君は、両足をパタパタさせ上機嫌だったね。ひいばあちゃんが抱いたときはちょっと泣きベソだったのに、ひいじいちゃんが抱くと、ワンワン泣くのだもの。ママに渡したら、ピタッと泣きやむんだから、ママの魔法はすごいね。
 君が帰るとき、ひいじいちゃんは、いつまでも手を振っていたよ。君はこれから、パパとママの愛情を受け、すくすく育つだろう。ひいじいちゃんは、いつまで君の成長を見届けられるかな。君の中学校入学ぐらいは見届けたいけど、そのためにはお酒は程々にって、ひいばあちゃんがうるさいんだ。酒は百薬の長なのにね。
 感激の対面から1カ月。この頃、本気で考えるよ。君たちの未来のために、大人は何ができるだろう。莫大な遺産は残せなくても、日本の今の平和を維持し、きれいな空気を少しでも取り戻す努力をするのが大人の責任だってね。そして、ひいじいちゃんが今できることは、健康に気をつけて、一日でも長生きすることさ。
 また、会いにおいで。