2017年11月18日
すぐに天国にいった2人の赤ちゃんへ
宮本喜久子さん
 私は今、87歳。生涯で5人の子どもを産みました。2番目と4番目の子は死産でした。当時は産院や家での出産でした。今は3人の子どもと6人の孫、2人のひ孫に恵まれています。しかし今も2人の子への思いは続いています。
 戒名は、夢水骸女位(むすいがいじょ)と、香風嬰女位(こうふうえいじょ)。
 この世の風にそっとふれただけ。そして夢のように消えた2人の赤ちゃん。母の私のおなかが居心地よかったのか、2人の内のお姉ちゃんは大きくなりすぎた難産だった。下の子は生まれるとき、逆子になってすぐに天国へ逝ってしまった。
 どうしてますか。家の仏壇に2人の名前を書いてまつっています。私が天国へ召されるときは、2人の名前を書いた位牌(いはい)を連れて行く予定です。「ずっと家族を見守ってくれてありがとう」と、一番にお礼を言うつもりです。2人は口をそろえて「お父さん、お母さん、みんなずっと見てたのよ。お母さん、自転車に乗って元気で家事をしてがんばってくれてご苦労さんでしたね」と言ってくれるでしょう。3人で手をつないで、話をするのを楽しみにしています。