2017年9月23日
旺世君へ
竹本康子さん
 旺世(おうせい)君、6月16日は1歳の誕生日だね。おめでとう。
 昨年は2人のおばあちゃんが分べん室の外で今か今かと待っていました。ママは朝から君の誕生のために一生懸命でした。パパはママの傍にいて応援しているのだけど、君はなかなか生まれてくれません。ママのおなかの中がよっぽどよかったんだね。
 それでもママは力を振り絞って頑張りました。昼近くなり、突然「オギャア」という君の泣き声が聞こえてきました。「生まれた」。2人のおばあちゃんは叫びました。君は3576グラムのりっぱな赤ちゃんです。ママは本当にたいへんでした。でも君の泣き声がうれしくてたまりません。誰もが皆笑顔です。パァーと幸せが飛び込んできたのです。
 その日は、いろんな人が君の顔を見に来ました。しばらくパパもママも眠れない日が続いたけれど、君はすくすくと育ってくれました。今では、大声で笑います。歯だってはえてきました。スプーンを持って食べようとします。つかまり立ちができます。君のする事ひとつひとつがかわいくてたまりません。
 こんなにも幸せにしてくれた旺世君、元気に育ってね。君の誕生に大勢の人が喜んだことを忘れないでね。生まれてきてくれてありがとう。おばあちゃんにならせてもらったよ。