2017年8月19日
「ゆこりん」へ
ごとうまさこさん
 ゆこりんを授かったと知った時、女の子だと信じ、名前を早々と決めて生まれるのを待ちました。
 赤ちゃんの時からいつもしがみついていて、幼稚園へ行くようになってもなかなか離れず、送り出すのが大変でした。帰宅後も1時間くらいじっとしがみついていました。泣いてもぐずっても可愛くってそんな時は私のほうが抱きしめていました。
 高校生になったある日、熱を出して喉が痛いと言った夜、お父さんと一緒に川の字になってゆこりんと寝ました。時々枕元の洗面器にタオルを浸して、ゆこりんのほてった顔を冷やしました。翌日は何事もなかったように学校へ行く姿を見て、愛情と手当ての大切さを悟りました。
 ゆこりんは結婚が遅くて気をもみました。いい彼に出会いほっとしましたが、それもつかの間、手術で赤ちゃんが産めない体になってしまい、何と声をかけたらいいのか胸が張り裂けそうでした。今は落ち着き、彼と週末はあちこちに出かけ楽しんでいる様子。ゆこりんが元気にしているのが一番うれしいです。
 今までの私の人生で折れそうになった時でも、ゆこりんが心の支えになってくれて立ち直ることができました。遠くへお嫁に行ったけど、一日とて忘れたことはなく、毎日ゆこりんの健康を神様に祈っています。ゆこりんがいたから私も今日まで生き続けることができて、感謝しています。不行き届きな点は許してね。