2017年5月13日
おじいちゃんから「お父さんを誇りに」
川﨑依邦さん
 彩葉(あやは)ちゃんは、2016年3月31日、体重3100グラムでこの世に生を受けました。お父さんは、同じ年の2月13日に、34歳5カ月の若さで虚血性心不全にて突然死しました。彩葉ちゃんに会えませんでした。
 この1年、お母さんやおばあちゃんは一生懸命育てて参りました。お父さんは中小企業の経営者として、社員の先頭に立っていつも頑張っていました。お父さんは生前「今度生まれてくるぼくの初めての女の子は会社の中で育てる」と言っていました。
 その言葉通り、お母さんは産後8週間の5月7日、彩葉ちゃんと共に職場復帰しました。「首がすわった」「ハイハイする」「つかまり立ち」「歩いた」。成長を会社の事務所の全スタッフ、お母さん、おばあちゃんは見守り、一緒に生きてきました。
 そして今春、保育園に入りました。おめでとう。おじいちゃんには、彩葉ちゃんが字が読めるようになったら、ぜひ読んでもらいたい本があります。それはお父さんの生きた歩みを書いた本です。「ピンチはチャンスなり、スピードは力なり」という、お父さんとおじいちゃんの共著です。「心優しい元気な子が生まれますように 川﨑晃弘 香奈子」と神社にお参りした写真も中にあります。
 彩葉ちゃんのお母さんは「寂しいときは、お父さんのことをたくさん話したい」と言っています。おじいちゃんも、お父さんを誇りに思っています。彩葉ちゃん、しっかりと生き抜いて下さい。