2017年3月4日
直翔(なおと)くん、海翔(かいと)くんへ
京子ばあちゃん
 2カ月も早く生まれて、鼻にチューブが入り、保育器に小さな体がふたつ。あなたのお母さんは、あなたたちが早く生まれないように、少しでも長くお母さんのおなかの中で育つようにと2カ月も入院して動けず、寝たまま点滴を打ち、頻繁に襲ってくる嘔吐と闘い、2人の命を守ったのよ。
 ばあちゃんは、側で、ただあなたたちが、無事に生まれてくることを祈るしかできなかった。平成29年3月7日、その小さな命に、1歳のお誕生日が来ます。どこへ行っても、「双子さんですか」「大変ですね」。でもその後には必ず「可愛いですね」と。
 まさかふたつの命を授かるとは。皆がびっくりしたのよ。神様からボーナスをもらったねと、幸せを感じました。あなたたちのお父さん、お母さんは、夜も寝ないで泣いていたあなたたちを、2人で抱っこして必死で育てましたよ。
 ばあちゃんは、いつまでもあなたたち2人の成長を見守っていきたいけれど、年をとってしまったので、いつ、さよならが来るかもしれません。ばあちゃんは、2人のことは忘れないよ。ミルク、離乳食、おむつ交換、楽しい毎日だったよ。愛くるしい笑顔で癒やされました。
 ありがとう。神様からいただいた命を大切にしてね。愛情たっぷりのお父さん、お母さんを大切にね。