2016年5月14日
希望の光
ぷらびだ作業療法士
 今年1月17日、自宅で小さな小さなお産をしました。
 8週目、4㍉の小さな赤ちゃん。妊娠がわかったときは、本当にうれしかったよ。また、お母さんになれる、って。6週目の検診で育っていないと告げられたとき、一気に絶望の闇に突き落とされた気持ちになりました。次の検診で、まだ小さいままだけど心拍が確認できたときは、暗闇の中に一筋の光がさしたようで、あなたに「光希(みつき)」と名付けようと決めました。
 だけど17日、出血と陣痛のあと、あなたの意志としか思えないほどの力強さで、あなたは生まれてきました。言葉で表せないくらい悲しかった。今でも辛くて急に泣いてしまうときがあります。子どもが10カ月の間、無事におなかの中で育って、生まれて、健康に育つことがどれほどの奇跡で尊いことか、気付かされました。あなたのお姉ちゃんが笑顔で私の側にいることがどんなに幸せなことか、改めて気付きました。
 それに、流産したとき、医療従事者の対応に傷つく思いをしたけれど、同じ医療職である自分が、患者さんの心に寄り添った仕事ができているのか考えさせられました。あなたは私に大事なことを伝えるために来てくれたんだね。
 光希、お母さんのところに来てくれて本当にありがとう。あなたを失った喪失感は消えることはないけれど、芯の強い優しいお母さんになれるよう見守っていてね。お空で私たち家族を見守っていてね。ずっと大切な私の赤ちゃんだよ。