2016年3月5日
ガッツな優ちゃんへ
ばばちゃん
 優ちゃん、あなたが生まれたのは、予定日の3カ月も前でした。734グラムの小さな小さな赤ちゃんです。ママは「もっと気をつけていればよかった」と、涙を流しました。ばばちゃんは、そんなママが可哀そうで替え歌を作って歌ってあげました。
 「あわてん坊の優ちゃんは、予定日前に生まれたよ。急いでルンルンルン、急いでルンルンルン、ママの顔が見たい」
 ママがちょっと笑いました。
 目が見えないんじゃないか、知能はちゃんと発達するだろうか、肺が弱いのではないか、たくさんの検査を乗り越えて、無事に20キログラムの女の子になり、春には1年生になります。
 優ちゃんが言いました。
 「その歌覚えているよ。ばばちゃん、何回も歌っていたもの。でもね、優ちゃんは、すごく早くママに会いたかったんだから『急いでビュンビュンビュン』の方がいいよ」
 優ちゃんに教えてもらって、ばばちゃんは心が温かくなりました。あなたが生まれた日、1人でドキドキしながら待っていたら、看護師さんが「おめでとうございます。ママによく似た目の大きなガッツな女の子ですよ。ちゃんと産声もあげました」と教えてくれたことを、今でもはっきり覚えています。
 優ちゃんは生まれた時からガッツがあったんです。どんなことでも乗り越えていけると信じています。これからも、ばばちゃんにいっぱい教えてくださいね。