2015年9月19日
お空でバトン
だいちゃんままさん
 赤ちゃん、あなたをこの手で抱きしめるまで、あと1カ月になりました。お母さんは、うれしさとまだ不安もあります。どうか無事に産まれてきてほしいと願っています。
 赤ちゃん、あなたには6歳になるお兄ちゃんが、お空にいます。お母さんは、おなかの中で守ることができず、8カ月でお兄ちゃんを産みました。お兄ちゃんは、小さな小さなからだで、一生懸命1年5カ月間生きてくれました。
 お母さんは反省の日々だったけど、私をお母さんにしてくれたこと、家族のすばらしさ、命の温かさ、尊さ、生きることの難しさを、お兄ちゃんから教えてもらいました。
 もうお母さんになることは許されないと思っていました。でも、あれから5年がたち、あなたを授かったことに、何とも言えない温かな気もちが芽生えました。きっと赤ちゃんは、お空でお兄ちゃんと出会い、お母さんとお父さんについてお話を聞いたり、生きることは簡単なことじゃないことも聞いて、それでもいい、お母さんのところへ行くって決めてくれたのだろうと思っています。そしてお兄ちゃんは、背中を押してくれたのでしょう。
 みんな、会えるのを心待ちにしてくれています。お兄ちゃんからのバトンをしっかり握りしめ、あなたを抱きしめることができるまであと少し、お母さんは再度、命の尊さ、温かさについて考えます。勇気をだして選んでくれた赤ちゃんの、輝ける未来のために。