2015年8月8日
「希星(きしょう)へ。輝ける人に」
きぃくんのおかぁちゃん
 新婚旅行の最後の夜、お父ちゃんとお母ちゃんは、赤ちゃんを授かったら、東日本大震災で亡くなったおじいちゃんの船から名前をもらいたいねって話してました。
 新婚旅行から帰って来て、君がおなかにいると知った時は本当に驚いた。その時、お母ちゃんはなぜか絶対に男の子だって思った。お父ちゃんも不思議と男の子だと思ってたんだって。
 しばらくして、君が本当に男の子だと分かった時は、2人ですごく驚いたよ。あの時のお父ちゃんとお母ちゃんの話を聞いてたのねって。
 君の名前の読みは、おじいちゃんの船の名前「きしょう」。漢字の意味は、我が家だけでなく万人の希望の星。輝く人になって欲しいっていう意味で、希望の希に、夜空の星にしました。おじいちゃんは、腕の良い、みんなから頼りにされる、素晴らしい漁師さんだったんだって。そんなおじいちゃんからもらった最高の名前だよ。
 予定日まで、あと少し。今はお母ちゃんの育った関西のお家にいるけど、君が生まれる時には、東北からお父ちゃんが来てくれるからね。
 だからできれば予定日に出てきて!「お父ちゃんとお母ちゃんの都合に合わしてられない!」なんて言わないで。