2014年12月6日
「ひいくんへ」
ひいくんのお母さん
 ひいくんがおなかにやってきた時、お母さんは「無事に生まれてきてくれればいいよ」と思いました。そして、ひいくんが無事に生まれてきてくれてからは「健康に育ってくれればいいよ」と思いました。
 それなのに、ひいくんが1歳を迎えた今は、あの子はもうおしゃべりできるのに。あの子はおとなしくごはん食べてるのに。どうしてひいくんはできないの? と思うようになってしまいました。
 ひいくんができないことを数えて悩んでました。けど、違うよね。ひいくんができるようになったことを、数えて一緒に喜んでいくのが幸せだよね。だってあんなに小さかったひいくんが、自分の手足でよいしょとつかまりだちし、お母さんにニコニコほほ笑みかけてくれるようになったことが奇跡なんだもの!!
 お母さんだって「あのお母さんはできるのになんであなたはできないの?」なんて言われたら悲しくなっちゃうよ。そんな当たり前のことが見えなくなっていたよ。
 今、ひいくんがすやすや眠る顔を見ながら、この気持ちを忘れないように手紙を書きます。一緒にゆっくりでいいから、できること増やしていこうね、ひいくん。