2014年10月25日
「一緒に歩こう」
すぎの木さん
 あなたは、パパの透析治療が日に日に近づく中、私たちのもとへ降りてきてくれました。通院のたびに状態が悪化していき、そんな中あなたは私たち家族の希望でした。
 ある日の妊婦健診を終え、元気なあなたの様子をパパに伝えると、本当にうれしそうに笑ってくれたのをよく覚えています。ついに透析なしでは生きられなくなったパパの体を思う一方で、ママのおなかの中ではあなたが元気に動き回っていて、命の不思議さと、そして尊さをあの時つくづく実感させられました。
 そして去年の夏、無事あなたを出産、その4カ月後にパパは腎移植。周りの家族の支えもあって皆でこの大きな試練を乗り越えることができました。
 手術が近づくにつれ、ママは不安でいっぱいだったけれど、パパは弱音ひとつ吐きませんでしたよ。これからお姉ちゃんとあなたの成長をたくさん見たいから、前だけを向いて歩いていたように思います。あなたたち2人の存在がパパとママを強くしてくれましたよ。ありがとう。
 あなたはもう1歳。ご飯をよく食べ、元気に動き回って、お姉ちゃんに負けないくらい大きな声も出せるようになりましたね。毎日バタバタで正直ホっと息つく間もないくらいで、疲れることも……。だけどママもパパもこれが幸せ。当たり前の毎日が、当たり前に送れることに感謝しながら、これから一緒に歩いていこう。