2014年9月27日
「大きな産声に涙」
藤山順子さん
 家族でタイに行ってもう3カ月になりますね。ゆきなちゃんが生まれてもうすぐ6年。
 お日様がカンカン照る夏の暑い朝、ママが検診に行ってすぐ「もうすぐ生まれるから」と電話がありました。ばぁばは、予定日までまだ1カ月もあるのにとびっくりしました。
 兄ちゃんの手を引いて病院にかけつけてしばらくすると、2190㌘の小さい赤ちゃんが生まれました。低体重児といって大きな病院に行かないといけないかもしれないと、看護婦さんに言われ、とても心配しました。
 でも1時間ほどして、「体は小さいのに元気で一番大きな声で泣いているので、大きい病院に行かなくても大丈夫ですよ」と言われた時は、涙がポロポロ出ました。いっしょに行ったお兄ちゃんと、新生児室でゆきなちゃんを見ていて、ばぁばが泣くのを、お兄ちゃんは不思議そうな顔で見ていました。
 翌日、ばぁばは第1号の手紙を書きました。4才になる兄ちゃんがうれしそうに、ベッドのそばで大きな声で元気よく読んでくれました。兄ちゃんは、ゆきなちゃんが生まれて来るのを楽しみにして、いつもおなかをさすりながら、幼稚園の事など、色々とお話をしていたと、ママから聞きました。退院の日、雨あがりの空に大きな虹がかかって、ゆきなちゃんの誕生を祝福してくれている様でした。
 2年後、どんなお姉ちゃんになってタイから帰ってくるのか楽しみに待っています。