2014年8月9日
「暁に生まれた君へ」
金星さん
 学歴や職業が違いすぎるという理由で親から結婚を反対されていた私たち。そうは言っても孫ができれば親は変わるんだから、先につくっちゃえば?。という友人の言葉を口に出した私に、あなたのお父さんは言いました。
 「子どもってそういうものじゃないだろ」
 私は恥ずかしくなりました。でもその言葉がとてもうれしくて、この人と生きていきたいと強く思いました。
 その後お父さんは何度も頭を下げ、話し合い、行動で示し両親を納得させて入籍、結婚式をあげることができました。
 入籍からわずか4カ月で妊娠が分かってからは、お父さんも、おじいちゃんも、おばあちゃんも、あなたと私が元気かどうか、毎日のように気にしてくれていたんですよ。
 出産予定日前日から陣痛が来て入院したのに、なかなか出てきてくれなかったあなた。日付が変わるのを待っていたかのように、結婚する前から決めていた名前の通り、出産予定日の明け方に生まれてきてくれました。おかげで勤務時間が不定期なお父さんも立ち会えました。
 勝手ですが、あなたがここに来るのをずっと待ってくれていたんだと思えてなりません。私たちのところに来てくれて本当にありがとう。あなたが生まれてきてくれた時、たくさんの人に、ものに、何かに感謝したことをいつかあなたにも伝えたいのです。