2014年7月26日
「大丈夫、マイフレンド!」
志鷹豪次さん
 桜前線の便りとともに娘が嫁ぎました。家族が1人少なくなった生活になかなか慣れず、ポッカリ空いた心に桜風は少し冷たいものです。ようやく、普段の生活を取り戻しかけた5月の節句、娘から妻へ1通のメール。
 「お母さん。少し体調が優れないので病院に行ってきます」
 機転を働かせ妻は娘の元へ。仕事を終え帰宅すると、真先に妻から報告がありました。「あなた、早ければ年内に家族が1人増えるかも…」
 それは、まだ見ぬ赤ちゃんへの心もようの始まりでした。「赤ちゃん……」。そう言われても私は我が子を2人授かってはいましたが、仕事に明け暮れ、妻と子の退院の日も義父にお願いする有様。娘が赤ちゃんの時、しっかり我が子と向き合っていたのか。当時を思うと胸が詰まります。
 「ヨシ!赤ちゃんに向き合う宣言だ」。ボクはここに娘の赤ちゃんに向き合い、赤ちゃんと一緒に成長することを誓います。これまで我が子に接して来なかった過ちを正し、笑っていても、ぐずっていても、ボクは赤ちゃんの守り人になります。
 【まだ見ぬ赤ちゃんへ】あなたには、お父さんとお母さんがいますが、その後ろで少し頼りないお爺ちゃんがいることも見ていて下さいね。これからよろしくお願いします。
 「大丈夫、マイフレンド!」